読み聞かせっていつから始めたらいいの?
どんな絵本を選べばいいの?
どんな絵本が良いか悩んでいる方へ、
絵本150冊以上を読み聞かせてきた私が赤ちゃんの読み聞かせにおすすめの絵本を紹介します♪
読み聞かせっていつから始めたら良いの?
結論から言うと、読み聞かせを始める時期に正解はありません!
早い方は妊娠中からお腹の赤ちゃんに読み聞かせをしていますよね。まだ小さい赤ちゃんでもお母さんの声を聞くと安心するようです。
個人的には2か月~3か月くらいから始めるのがおススメです★
それくらいの時期になると赤ちゃんの視力が少しずつ発達してきますし、あやすと笑うようになったり反応が増えてくるからです。
新生児の頃は自分自身慣れない育児に追われて疲れ切っていましたし、寝不足で読み聞かせなんてしている余裕がなかったというのもありますが💦
初めての読み聞かせにおすすめの絵本8選
0歳の赤ちゃんの絵本を選ぶ時のポイントは、
- はっきりとした色づかい
- 楽しい音
この2点だと思います♪
あとは0歳向けにこだわらなくとも、読んでいる親自身が好きな本、読みやすい本であることも大切なんじゃないかな?と思います(*^^*)
読み手側が楽しく読んでいると赤ちゃんにも伝わるような気がします♪
では、家にある絵本の中で息子たちの反応が良かったおすすめの絵本を8冊紹介します。
じゃあじゃあびりびり


▼作:まついのりこ
▼出版社:偕成社
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」
「いぬ わん わん わん わん」
「みず じゃあ じゃあ じゃあ」
「かみ びり びり びり びり びり びり」
【内容】
みず、かみ、ふみきり、いぬ、ひこうき…など身近なものが擬音で登場します。
ページもカラフルで色鮮やかで赤ちゃんの目を惹きます。
擬音の文字もイラストに溶け込んでいて可愛いです♡
初めての読み聞かせといえばこれ!というくらい定番の絵本です。
前に住んでいた地域のブックスタート事業では生後3ヶ月くらいの時期に絵本がプレゼントしてもらえたのですが、その時の絵本がこちらでした♪
ページをめくるたびにびりびり、ぶいーんなど擬音が楽しいのか子どもたちはケラケラ笑っていました😂
色もハッキリしていて気になるのか、じーっと絵本を見つめていたのが印象的です。
ボードブックなので丈夫ですし、少し大きくなってからでも赤ちゃんが自分で扱いやすくて良かったです✨
読むととても機嫌良くなるので、何度も何度も読み聞かせ今では丸暗記しています!
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みんなでね


▼作:まついのりこ
▼出版社:偕成社
「みんなでね、おきたの」
「みんなでね、さんぽしたの」
「みんなでね、おっしこしたの」
「みんなでね、ねんねしたの」
【内容】
登場するのは男の子、ぞう、ねこ、あり、かたつむり、風船。
みんなで起きて、ご飯を食べて、遊んで、トイレに行って、お風呂に入って、寝るという1日の流れが描かれています。
「じゃあじゃあびりびり」と同じまついのりこさんのあかちゃんのえほんシリーズの本です。
息子たちは「じゃあじゃあびりびり」と並ぶくらいこちらも好きでした!
「みんなでね、○○したの」とみんなで同じことをしているのに、それぞれのキャラクターごとにしていることが少しずつ違っていて楽しいです。
例えば寝る場面では、男の子ベッドでねんね、ぞうは大きなハンモックでねんね、ありは地面に寝っ転がってねんね、かたつむりは小さな台車にのってねんね…など。
すこし大きくなってくると「この子は○○しているね!」と声をかけながら読むと「ほんとだー!」とじーっと観察していました♪
1日の流れになっているので、「さっき○○もご飯食べたよね、一緒だね」「こんどはお風呂に入ろうね」など声かけしやすいところも良かったです。
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とっとことっとこ


▼作:まついのりこ
▼出版社:童心社
「ねこさんくつはいて とっとこ とっとこ」
「ありさんくつはいて とっとこ とっとこ」
「へびさんくつはいて とーとこ とーとこ」
「ほしさんくつはいて とっとこぴかぴか とっとこぴかぴか」
【内容】
ねこ、あり、ぶた、へび、ロボット、ぞうなどたくさんの動物が次々と靴を履いてやってきます。
最後はみんなで並んで一緒にとっとことっとこと行進します。
「とっとこ とっとこ」という楽しい言葉のリズムと、たくさんの動物たちの楽しそうな顔、各ページのカラフルな色が印象的です。
3冊連続ですがこちらもまついのりこさんの絵本です。
こちらは1歳~2歳くらい向けの絵本ですが、各ページごとに色が違うこと、「とっとことっとこ」の足音のリズムが楽しいことから0歳の読み聞かせにも向いていると思います。
息子たちは0歳から読み始めて、1歳半過ぎくらいからだんだんと内容も分かるようになってきました!
最後のページでは「またあしたね」という言葉とともに動物たちの脱いだ靴が並ぶのですが、「この靴は○○のくつだね!」「この大きな靴はだれの靴かな?」と遊べるようになります♪
ありの足音は小さな文字で、ぞうの足音は大きな文字で、たこの足音は8本分、ロボットの足音はカタコトで書かれているので、その通りに読むだけで楽しいです。
それぞれの動物に合わせた「とっとこ とっとこ」で読んであげると子どもも喜びますし、読んでいても楽しいのでおススメです。
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いないいないばあ


▼文:松谷みよ子
▼絵:瀬川 康男
▼出版社:童心社
「いない いない ばあ」
「にゃあにゃが ほらほら いない いない…」
「ばあ」
【内容】
「いない いない…」のあとにページをめくるとまん丸お目目の動物が「ばあ」と現れます。
くまさん、ネズミさん、キツネさん、そして最後にはのんちゃんも「いない いない …」「ばあ」と笑っています。
シンプルに「いないいないばあ」が繰り返されているので、読むたびに「ばあ」のところでわくわくして赤ちゃんも楽しくなります。
優しい響きと、優しい絵が魅力的な本です。
読み聞かせやすく、赤ちゃんとコミュニケーションがとれる1冊だと思います。
「いないいないばあ」系の絵本はいくつか出ていると思うのですが、保育歴30年以上の母の一押しがこれでした。
何やら絵も文も子供たちを惹きつけるようになっている?工夫されている?と熱く語っていましたが詳しいことは忘れてしまいました💧
ただ言葉通り、子どもたちはこの絵本が大好きで読み聞かせるとじーっと見て喜んでいました♪
発売から50年以上、昔から多く読まれている本はそれだけ理由があって良い本なんだなと実感した本です。
こちらは松谷みよ子さんのあかちゃんの本シリーズの本なのですが、他の本も読み聞かせにおすすめです★
我が家では「のせてのせて」や「もうねんね」「いいおかお」「あなたはだあれ」も人気です。0歳から読み聞かせをして、1歳半過ぎになるとだんだん意味を理解してきてもっと楽しく読めるようになります。
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ごぶごぶ ごぼごぼ


▼作:駒形克己
▼出版社:福音館書店
「ごぶごぶ ごぼごぼ」
「ぷく ぷくぷくぷくん」
【内容】
原色を使ったはっきりとした色使いのイラストとともに不思議な音が続く絵本です。
保育士の母にこれは0歳に人気!と勧められて購入したものの、自分で読んだ時は正直これの何が面白いの…?どういう意味…?と思ってしまいました💦
しかし母の言う通り、はっきりした色合いと楽しい音に子どもは大ウケ!!
じーっと集中して聞いていますし、好きな音のページになるとキャッキャッ笑って喜んでいました。
騙されたと思ってぜひ読んでみて欲しいです。
ボードブックなので、低月齢のうちも破られる心配なく安心して読ませられるのもポイント★
各ページに丸い穴があいてるのでそこに指を入れたり、覗いたりして楽しんでいます♪
今では友人の出産祝いに送ることもあるくらいおススメです♪
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おつきさまこんばんは


▼作:林明子
▼出版社:福音館書店
「おつきさまがわらってる
まんまるおつきさま
こんばんは、こんばんは」
【内容】
夜になるとお空にはまんまるのお月さまが出てきます。
途中雲にお月さまが隠れて見えなくなってしまいますが、雲がいなくなるとにっこり笑顔のお月さまがまた現れます。
昔からある0歳児の定番絵本です。
雲が出てきてお月さまが隠れてしまうページで子どもたちは「だめだめ!くもさん!」とハラハラして叫びます。
お月さまが見えなくなっちゃった…と不安な顔をしますが、雲がどいて笑顔のお月さまの顔が見えると安心して子供たちもにっこり笑顔になります( ˊᵕˋ* )
ストーリーがあって小さな子どもにと分かりやすく、読み聞かせにピッタリな絵本だと思います♪
少し大きくなってくると「おつきさま、こんばんは」と頭を下げる姿も可愛いです✨
裏表紙のベーと舌を出すお月さまの顔もお気に入りで、読み終わると必ず息子もべーと舌を出します👅
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だるまさんが


▼作:かがくい ひろし
▼出版社:ブロンズ新社
【内容】
「だ る ま さ ん が」のかけ声で左右にゆらゆらと揺れるだるまさん。
「どてっ」と転んだり、「ぷしゅーっ」としぼんだり、「ぷっ」とおならしたり…。
リズミカルな音と、丸くてかわいらしいだるまさんがみせる色々な表情が面白い絵本です。
0歳の赤ちゃんに大人気の「だるまさんシリーズ」の本です。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」3冊とも持っていますが、最初の読み聞かせにはこの「だるまさんが」がおすすめです。
内容もシンプルな繰り返しで、擬音語のリズムも良いので意味が分からなくても楽しめます♪
「どてっ」「ぷしゅーっ」「ぷっ」「びろーん」「にこっ」と楽しい擬音語とともにだるまさんが伸びたり、縮んだり、笑ったりと色々な姿を見せてくれるので子どもたちは大ウケ!
少し大きくなってくると「だるまさんの」「だるまさんと」も同じように楽しめます♪
「だ・る・ま・さ・ん・が~♪」のところを読むときにだるまさんと同じように左右にユラユラしてあげるととても喜びます。
すこしためてから、「どてっ」と転んだふりをするとこれまた大喜び(笑)
読んでいる親も楽しい1冊です。
1歳の次男は自分もユラユラして、「どてーっ!」と転んで遊んでいます。
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あかあかくろくろ


▼作:かしわら あきお
▼出版社:学研教育出版
「あかいね」
「くろだよ」
「しろー」
「あかあか くろくろ しろしろしろ」
「ならんでなかよし るるるるる」
【内容】
0歳の赤ちゃんがよく見える「赤・黒・白」を中心にした人気シリーズの絵本です。
赤いりんご、黒いながぐつ、白いねこ、黒いありなどが登場します。
穴あきのしかけもあり、ボードブックなので丈夫で赤ちゃんが触るようになっても楽しめます。
同じシリーズの「しましまぐるぐる」も持っていますが、「しましまぐるぐる」はカラフルなのに対してこちらはほぼ「赤・黒・白」で描かれています。
私はこちらの方がリズムが好きなので、よく読み聞かせていました♪
赤ちゃんが見えやすい3色というだけあって、読み聞かせると2~3か月の頃でもとじーっと見つめていました。
「見ている」としっかり感じられたのが印象的でした。
裏表紙に「赤ちゃんの目から20センチくらいの位置でみせてあげてください」と書いてあるので実践しましたが、ボードブックで結構重いので腕がプルプルするのだけがネックです…
赤ちゃんの上に落としたらどうしようとひやひやしていました(笑)
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以上、おすすめ8冊の紹介でした♪
リズムが良くて、読みやすく、読んでいて自分も楽しい本を選んでいます。
赤ちゃんと一緒にお母さんも楽しめるお気に入りの本が見つかると良いですね★